指導者紹介・指導方針

萬錬塾(ばんれんじゅく)
代表 岡田英昭

全日本空手道連盟錬武会
 全国本部理事、広報担当
 東京都本部事務局次長
日本大学桜魂空手部 第51期副主将

※空手以外の活動
川と水辺を楽しむプロジェクト 共同代表
練馬城址豊島園古城の塔の保全と活用を考える会 代表
としまえん水と緑の公園で遊ぶ会 副代表

 小学校はサッカースクールと水泳教室に通い、中学高校はラグビー部に所属。大学より全日本空手道連盟錬武会所属の日本大学桜魂空手部にて空手道をはじめる。
 大学空手部では空手経験者の同級生達に追いつき、追い抜くため他流派にも単身で積極的に参戦。習志野市民大会優勝、関東防具付空手道選手権大会(国際防具付空手道連盟)第三位、格斗打撃ALTERNATIVE優勝、全日本格斗打撃選手権大会第三位、内閣総理大臣杯全日本硬式空手道選手権大会(硬式空手久高派)学生団体戦準優勝などの戦績を残す。大学空手部では第51期副主将を務め、課外活動優良生徒として表彰される。

 大学卒業後は現役選手を続ける傍ら錬武会の東京都本部事務局長を2期務め、東京都防具付空手道選手権大会の大会実行委員長にも就任。

 大学空手部の後輩指導、錬武会東京都本部北島道場の指導員を経て、令和6年に萬錬塾を開塾。

 また、学生の頃より自然保護活動や環境教育活動を行い、現在は練馬区内で川と水辺を楽しむプロジェクト共同代表、練馬城址豊島園古城の塔の保全と活用を考える会代表等も務めている。

指導方針

一、短所を直すだけでなく、長所を伸ばす指導をします

 伝統武道である以上、所作に決まりがある空手道ですが、個人の個性や強みは長所を伸ばした先にあります。
 萬錬塾では短所を直す事よりも長所を伸ばす指導を行います。得意意識を持ち、楽しさを見つけられれば本人も必然的に短所を直す努力がしやすくなると考えています。

二、出来ないを叱る事はありませんが、稽古に集中できない場合は叱ることもあります

 空手は自分との戦いですので、萬錬塾では出来ない事を叱ることはしません。ただし道場は稽古する場ですので、稽古中にふざけたり、稽古に集中できない人がいれば叱る事があります

 切り替えと集中の習慣は勉強や仕事でも重要です。

三、様々な機会を与えます

 萬錬塾は全日本空手道連盟錬武会の傘下道場ですが、長所を伸ばした結果他に向いていそうなルールの大会があれば出場を推奨します。また、本人の希望で空手の他流派に参戦したい等の要望があれば原則許可をします(出場の際は確認してください)。

 また道場イベントとして、スポーツ観戦など一流アスリートを体感する企画等も実施する予定です。

萬錬塾の由来と紋章

 萬錬塾(ばんれんじゅく)の名称は錬武会の「錬」であり、錬金術の「錬」であり、千鍛万錬の「万錬」に由来します。

 千鍛万錬は宮本武蔵の五輪の書に書かれた、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とする」を意味し、技は千日の稽古で体得し、万日の稽古で磨き上げていくものであるという教訓です。

 この教訓を心に自分自身と向き合い、技を鍛錬する場にしていきたいという意味を込めて道場名を萬錬塾としました。

 また、紋章は五角形に円形というシンプルなものです。

 円形は和、平和を意味し、五角形は五行、五元素、五輪など世の中のあらゆるものを意味します。宮本武蔵の「五輪の書」にも五という数字が使われています。

 武道の鍛錬を通して、世界を学び、平和に貢献していける人が成長していく場にしていきたいとの思いからこの紋章を採用しています。